久しぶりの更新になりました。
久しく近刊案内でお知らせしていた小社3点目の『田村孟全小説集』の詳細が決まりました。

A5判702頁(上下2段組)で、上製函入、布クロス装です。
本体価格は7800円(税別)。
栞(別刷)12頁。
取次搬入は9月27日(木)なので、月末には書店店頭でお披露目できるだろうと思います。

内容紹介や目次など詳しくは「近刊案内」をご覧ください。

本の本体に挟み込んだ別刷りの栞には、青山真治さん、荒井晴彦さん、上野昂志さん、松田政男さんに、作品評や著者との思い出などをお書きいただきました。

函入、布クロス装は小社初です(私としても初)。
函と表紙(布クロス)に箔押し、表紙にはさらに空押しをしています。
その他、あちらこちらにちょっとした趣向を凝らしています。
(画像は、函にオビを巻いた状態)

装幀は前田晃伸さん。ジジェクの訳書や『VOL』の装幀のほか、今春リニューアルした雑誌「ポパイ」のADも。航思社のロゴとマークのデザインをしていただいています。

収録作品については、栞の筆者の方々のほか、蓮實重彦さんや丸谷才一さんをはじめ、錚々たる評論家・作家が高く評価しているとおり、なぜ、今まで単行本化されることがなかったのか、いぶかしむぐらいに面白いこと、この上ありません。

ぜひお楽しみに!