市田良彦・王寺賢太・小泉義之・すが秀実・長原豊『脱原発「異論」』(作品社、2011年)について、書評紙『週刊読書人』で論争が起きている。

本書について、同紙1月6日号に金森修氏(東京大学教授)が書評、それに対して著者のひとり、市田氏が1月20日号で応接、さらに2月10日号で金森氏が再応接した。

さらに今度は、著者のひとり、王寺氏が応接する、という。

対立軸は、倫理主義か反資本主義か、といったところ。 同書の編集をお手伝いした関係から、注目している。