120127METIbooth1月27日(金)は反原発・脱原発でほぼ一色の一日だった。
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経済産業省前の交差点の一隅に立てられた「脱原発テント」が強制撤去されるのをふせごうと、16時から開かれた集会に、航思社をあげて参加した。
脱原発テントが立てられ、有志たちが交代で寝泊まりをしながら、脱原発に向けた署名活動を始めたのが昨年9月11日。右翼の妨害や警察などのいやがらせなどをはねのけ、テントを維持して活動をつづけてきた。
これに対し、経産省はちょっとしたボヤ騒ぎを根拠に、この日17時を期限とする退去・テント撤去命令を出していた。しかし、朝日新聞1月28日付朝刊によると「強制撤去する法的な根拠はないという」。ボヤと原発、どっちが危険なのよ?
集会の参加者は700名超をかぞえ、寒空のなか2時間以上にわたる集会を貫徹させた。
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19時からは、『脱原発「異論」』(市田良彦・王寺賢太・小泉義之・長原豊・すが秀実、作品社、2011年)をめぐるトークイベント(素人の乱12号店)に参加。
すがさん、ペペ長谷川さん(だめ連)、二木信さん(素人の乱、音楽ライター)の3人がパネリストで、開始直後から会場との活発なやりとりが始まるなど、2時間、平場のイベントとなった。(翌日の酒井隆史さんの『通天閣』の出版記念トークイベントでもこの時の議論が話題になった)
交流会の会場は、素人の乱16号店の「なんとかBAR」。この日の店主は、かつて「秋の嵐」のメンバーで漫画家の山本夜羽音さん。山本さんのはからいにより、朝の5時まで安く楽しく、熱い交流をすることができました。その後、小人数で、朝5時開店の小料理屋で8時半まで痛飲。